ハロウィン特集!トリートしたらトリックされたでござるの巻

本日はハロウィン。
「トリック・オア・トリート」というかけ声とともにお菓子をもらって歩く行事らしいけれど、
ありさんの歳にもなると小学生の頃に七夕でお菓子もらって回った経験しかない。
(北海道では七夕に集団でお菓子をもらって歩く風習がある)
じゃあ今更ハロウィンに特集組まなくてもいいじゃないかと思ったけれど、まぁタイミングがよかったので。


さて、本日仕事から帰宅したら封筒が届いておりました。
その中には、なんとこんなものが入っておりました。

こちらは「世界一マズい飴」としてその悪名をとどろかせるサルミアッキ
以前にも日記でちょくちょく触れていたのである程度予感していた読者も多いのではないか。
(そもそもこのブログを読む人自体が多いのかどうなのか、それ自体が疑問に思う部分もあるけれど)

そもそもサルミアッキって何さ

サルミアッキというのは前述の通り「世界一マズい飴」として有名な北欧のキャンディ。
しかし北欧の人たちはこれが大好きで、食品・飲料の味付けにも使われるとか。
んでそのサルミアッキ、なんでそんなに独特な味わいになっているのか。
主な材料はリコリス(甘草)と、北欧語でサルミアッキの意味するところの塩化アンモニウム
ちなみに塩化アンモニウムはダイオウイカ等のえぐみ成分の一つ。食品添加物で認められているとはいえそんなもん食わすな

サルミアッキへの永年の想い

自身のサルミアッキとの出会いはもう8〜9年前、とあるウェブサイトで食レポをしているのを見たのがきっかけ。
「そんなにマズいのなら、一度食べてみたいなぁ」とトチ狂ったことを思いながら購入方法を探していたけれど、
フィンランド原産で日本へ輸入する代理店もないということもあり、入手が困難だったのよ。
そんな中、Amazonで650円(しかも送料無料)で売られているのを発見。2箱ならなんと850円。まぁお安い!
今までハリボーのシュネッケンジェリーベリーリコリス味を食べて「ああこんな味なのかぁ」と思っていたけれど、
やっぱり本物を食べてみないことには始まらない!というわけでお買い上げしたのが前回の日記を書いた翌日(10/28)。
そこで「勇気もしくは650円をください」とか書いてたけど、勇気でももらったんですかねぇこの人は。

パッケージ

今回はサルミアッキでも一番有名(?)な、フィンランドのFazer(ファッツェル)社のものを購入。

箱はプラザとかでよく売られているドロップの箱と同じサイズで、iPhone 7より2周りほど小さい。

続いて原材料名表示欄。
食品名称は「塩化アンモニウムリコリストローチ」。
見にくいけれど、原材料名の「lakritsiuute(甘草エキス)」と「anmoniumkloridi(salmiakki)(塩化アンモニウム)」、
そしてダメ押しの「suola(塩)」がポイント。

実食

パッケージから出してみる。


黒くて小さな菱形で、Fazerの「F」が刻印。
おそるおそる口に入れると、まず舌に感じるのは塩味に似た刺激。
無意識に警戒した脳が唾液を出すと、それで口中に広がるリコリスの薬臭さと甘み…。
塩味と甘味が交わることなく平行線のまま味覚を刺激して、口中が非常にカオス。
シュネッケン等の「リコリスのみ」の味わいだったらまだよかった(よくない)、
そこに塩化アンモニウム・食塩の塩辛さが加わるとここまで凶悪な味わいになるなんて!
まぁ御託をたれず一言で言うと、非常にマズい。
頭がズキズキする味わいと紹介されていたけれど、本当にズキズキするから怖い。
食感はシゲキックスをより硬くした感じで、飴というよりはハードグミといったところ。

夢の終わり

そして、永年の「サルミアッキを味わう」夢は達成されたのだ。
もう二度と食べないと心に誓うも、今手元にあるパッケージは全て食べなければ…。
2017年のハロウィンは、一人でトリートして一人でトリックされるという、全く新しいハロウィンの形であった。
皆様も、ひとりハロウィンを楽しんでみてはいかがだろうか。