重ね重ね本年もお世話になりました

まず最初にお断りしておきますが、今日の記事はかなり長いです。そして動画だらけで非常に重いです。
いやー最近日常を語るだけのダメブログに成り下がっているし、少しくらいは本気出さないとね。
…これは本気なのか?


というわけで毎年大晦日恒例の「今年の20曲」。

・ZERO(佐藤ひろ美/ゲーム「はぴねす!」)

思えばずっとノミネートされていなかったので今回ノミネート。
テンション高く突っ走る曲調なので元気になりたいときに聴くのがベスト。
思えばはぴねす!も2005年の作品である。時は進んだなぁ。


・Running to the straight(Shade/ゲーム「ママトト」・Alice Sound Collection V収録アレンジ版)

こちらも疾走系ロック。もうおわかりかと思うけれどえありさんは疾走系ロックが大好き。
F# Minorで走ってからのサビでEb Minorへ転調する瞬間がもうアツすぎて涙腺がシビれる。
そしてこちらに至っては原作「ママトト」が2000年発売ということで、時代の流れを感じる。


・So,here I am(Shade/ゲーム「PERSIOM」・Alice Sound Collection V収録アレンジ版)
<動画なし>
こちらはメロディで感情をゆさぶってくるパターンのロックバラード。
シンセのフレーズをシンセで弾くと涙腺が死ぬのでオススメ。
Shade氏の曲は本当に感情移入できる曲が多い。それが今もなお聴き続けている理由である。


・Fires Of Liberation(小林啓樹/ゲーム「ACE COMBAT 6」)

オケロックで殺しにかかってくると評判のエースコンバット、今回は6作目よりこの曲。
ストリングスのゆったりとしたメロディの後にヒット系の刻みが入るこの変化が非常にかっこよい。
使用シーンを調べてみると「援軍到着後の場面」ということで、納得のかっこよさ。


・destruction(SENTIVE.NET/音楽素材「SLOS V6.9」)
<動画なし>
その名の通り「破壊」をイメージしたテクノ。
とはいえ曲が破綻しているというわけでもなく黒いかっこよさが光る一曲。
非常に細かいけれど、この曲にあるハイハットのピッチを変える手法をどこかで使ってみたい。


檄!帝国華撃団横山智佐ほか/ゲーム「サクラ大戦」)

大昔某Flashムービーで替え歌が流行ったけれど、原曲もなかなかにアツかった。
思えばこれでセカンダリドミナントを勉強していたし、昔からお世話になっていたりする。
10月の札幌旅行でドライブのBGMにしてたことも。


・Moving Up(Roland/音楽素材「TECHNOLOGICAL GREEN」)
<動画なし>
航空自衛隊の曲芸飛行チーム「ブルーインパルス」のウォークダウンBGMとして使用。
明るく疾走感のある4つ打ちテクノはまさにブルーインパルスの序曲としてふさわしい。
ちなみにえありさんはこれを2,160円出して買いました。それくらいに欲しかった。


・PAST DAYS(桜庭統/ゲーム「STAR OCEAN」)

久々に聴いたらハマってしまった一曲。
中盤〜終盤のフィールドBGMではあるけれどトランペットのフレーズが非常にアツい。
終盤のコード進行がわけわかめなことになっているけど破綻していないのは桜庭マジックというべきか。


・ビバ★ロック(ORANGE RANGE

こちらも久々に引っ張り出したらええやん!となった曲。某楽曲に類似という噂は置いといて。
前バンドスコアをもらってずっと読みながら聴いてた思い出も。
ちなみにこの曲名にある星の記号、さっきまで★なのか☆なのかわかってなかった。


・アシタカ聶記(久石譲/映画「もののけ姫」)

夏あたりにもののけ姫をやっていたので、こちらをノミネート。
壮大なオーケストラは劇中の旅のスケールを思わせるまさにこの映画を代表する一曲。
映画だとこの曲はエンディングになるけれど、いいところがカットされているのが悲しい。


・アシタカとサン(久石譲/映画「もののけ姫」)

同じくもののけ姫より。こちらは物語のラストシーンでやはり涙腺を奮わせてくるイケない曲。
久石さんは本当にオーケストラの楽器の使い方が高音低音関係なく巧い。
実際にオーケストラを聴いてみたい。どこかでやらないかしら。


・風の伝説〜理(久石譲戸越まごめ・アレンジ:sazae/映画「風の谷のナウシカ」・ゲーム「AIR」)
D
ジブリつながりでこの曲も。こちらはXV-5080でアレンジしたAIR「理」を組み合わせた「風の伝説」。
壮大なオーケストラにドラムのアクセントが光る一曲で、今もなお飽きが来ない。
XV-5080を買うきっかけになった一曲です、売り飛ばしたけど。


・大切なあなたへ〜夢語り/ふたり〜(折戸伸治戸越まごめ周防義和/映画「AIR」)
<動画なし>
そしてAIRつながりで劇場版から「夢語り」「ふたり」のアレンジを。 
原曲ではどちらもピアノ中心ではあるけれど、こちらはストリングス・ギターが中心の穏やかな曲調。
劇場版は見たことないのが悲しい。でも原作をやっている分この曲を聴くと場面が思い返される。


・渚〜坂の下の別れ(麻枝准/ゲーム「CLANNAD」)

Keyつながりでこの曲もノミネート。繋げすぎである。
ピアノの優しいフレーズにベルの感情的なメロディが乗って涙腺は為す術なし。泣いてばっかだな。
仕事で中国のエンジニアが突然この曲を流し始めた時はビビったけど、それだけいい曲だよね。


・朝影(折戸伸治/ゲーム「Kanon」・Recollections収録アレンジ版)

Key繋がりでさらにこの曲をご紹介。Kanonではかなり有名な「朝影」のアレンジ版。
FMエレピのソロから始まり、最終的にクワイアオーケストラで壮大な雰囲気へ。
この曲(というよりピアノアレンジ)は昔シンセで弾けるようにしたけど、今はどうかな?


・二度目の出逢い(ピクセルビー/ゲーム「いな☆こい!」)
<動画なし>
マイナーな部類に入るかもしれないけれど、そこそこ名の通るWhirlpoolのデビュー作よりこの曲。
ゲームのジャンルがジャンルなので「そういう」場面で使われるだけあり、ピアノとストリングスは優しく感情的。
もう10年前のゲームの曲引っ張り出してきてどーすんのと言われても、いい曲だから仕方がないじゃないか。


・ゆめみるきかい(藤間仁/ゲーム「木洩れ陽のノスタルジーカ」)
<動画なし>
そう、ノスタルジーカこそ感情的な曲が多いと思いませんか。
ピアノとストリングスのメロディが穏やかで優しい気分にさせてくれる。
チェロのオブリも美しく、ゲーム劇中の場面にかなりしっくりくる一曲。


・モノローグ(TRIPLANE

高専時代夜中に勉強していたらテレビから聞こえてきたのがこの曲。
優しいA〜Bメロから一気に感情が爆発するサビとかなりぐっとくるものがある。
この曲がきっかけで夜中テレビの天気予報で聞こえてくる曲をよく聴くようになったのよ。


・時の見る夢(大嶋啓之)
<動画なし>
大嶋さんの曲は過去にノミネートされた曲を含め今でも聴いていたり。
その中で今回追加でノミネートしたのがサックスのメロディが優しいこの曲。
「なんで今まで気付かなかったんだろう」と思う良曲がたくさん詰まっているMIDIフォルダでした。


・ナマコソング(三森すずこ他/アニメ「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」)

最後の曲はネタ枠じゃないのかとここ数年話題になっておりますが、ネタではないです!
「曲で場面を説明する」というオペラ的手法をここまでフランクな曲でやったのかという衝撃。
そういえば水族館でナマコを触ったことがあるけど、劇中のコーデリアの気持ちがわかりました。

ここまで見て聴いたらわかると思うけれど、今年は本当にしんみりとした曲が多い。
まぁ精神的に疲弊した場面も多かったので癒しを求めていたのかなぁ、とは思う。
でもそんな年があってもいいじゃない。


しかし…今年はこれで終わりではないのです!
この誰得年末企画「今年の○曲」シリーズも今年で10回目。
というわけでその10回分の中から各年のベストミュージックを抜き出してみたよ。

【2007年】I Will…!(榊原ゆい/ゲーム「うつりぎ七恋天気あめ」)

全てはこの曲から始まった、といっても過言ではない。
疾走感あふれる曲が好きになったのもこれが影響なのかも。


【2008年】ポップスター(宮川彬良/アニメ「星のカービィ)」

涙腺ぶっ壊し代表。イングリッシュホルンの優しいメロディでもうイチコロ。
ストーリー的にこのアニメは朝にやる番組ではなかったと思う。マジで。


【2009年】Contact from 163,000ft(上野耕治/ゲーム「ぼくは航空管制官3」)

※ゲームプレイ動画
ライトながらノリのよいロック。終盤のF# Majorへ転調する展開も◎。
晴れた日に聴くと非常に感動する。出張中いい天気の日が多かったのでよく流してた。


【2010年】序曲“飛翔”(森まもる/ゲーム「ぶらばん!」)

エロゲーにモノホンの吹奏楽を持ってくるヤツがあるか!代表。しかもゆずソフトの処女作なんだぜこれ。
しかもオーケストレーションは抜群で曲の展開もアツい。Angel Noteの幅の広さに思わず脱帽。


【2011年】D City Rock(TeddyLoid/アニメ「Panty & Stocking with Garterbelt」)

この中では一番のキワモノかもしれないけれど、疾走感ある前向きの曲ということで結局いつもの感じ。
また続編やらないかなぁ。やるなら毎週見る。


【2012年】The Mother(Cyber-Rainforce/作曲企画「音屋FES【遊-Asobi-】」)
<動画なし>
微力ながら私も参加させていただいた音屋FESより、日頃お世話になっているサイレフォさんの一曲。
壮大なスケールでぶつけてくるこの曲もいいですが、先日のサイレフォさんとのお寿司会楽しかったです(無関係)。


【2013年】風の少年(THE SQUARE/アルバム「Spirits」)

T-SQUAREよりこれぞさわやかフュージョン!というこの一曲。
この頃から毎月お気に入りの一曲を見つけるよう心がけているけど、あまり実現できていない模様。


【2014年】滅びし煌めきの都市(下村陽子/ゲーム「聖剣伝説 Legend of MANA」・drammatica収録アレンジ版)

涙腺ぶっ壊し代表その2。原曲でもかなり破壊力あるのにオーケストラでやったらもう泣くしかない。
下村さんとはまさにこの2014年にお会いしたけれど、かなりフランクで優しいお方でした。


【2015年】起死回生STORYTHE ORAL CIGARETTES

2014年に就職してからラジオをよく聴くようになったので、メジャーなバンドの曲もよく聴くように。
カラオケで一度歌ったけどかなりパワーが必要なので注意!…それって自分が非力なだけでは。


【2016年】時の見る夢(大嶋啓之)
<動画なし>
しんみり曲代表。その中でも大嶋さんの曲になったのはサックスの泣きのメロディが決め手。
大阪に戻ったらMIDIフォルダをもっと発掘しよう。そうしよう。

これをテキストに起こすだけで2時間もかかっちゃったよ2時間も。
しかしこの10年で215曲(2008年は30曲、2009年は25曲、他は20曲)という莫大なライブラリー。
これだけの音楽に囲まれているだなんて本当に幸せだよね。
来年からもまたいい音楽に出会えますように。


というわけで今年もお世話になりました。
このブログも毎日更新しなくなってから若干サボり気味で申し訳ないけれど、来年もこの調子だと思う。
本人に似てマイペースなブログになりましたが、来年も変わらぬご愛顧のほどよろしくお願いいたします。