行かせてもらえると思いきや行かされてしまう年
2024年も本日もおしまい。歳を取ると全然実感がないですなぁ。
今年ねぇ…何も変わらず自由気ままに過ごしていた記憶がある。
あ、でも健康診断の項目は変わりますよ!歳やなぁ。
10月には弊サイト「Dal Segno」の更新も一区切りとさせていただきました。
改めまして、ご愛顧、ご声援、ご指導、ご鞭撻等々、誠にありがとうございました。
気持ちに区切りはつけたけれど、実質放置続行宣言なので何も変わっていません。
当時の作曲環境であったMacBook Pro(2010年製)も動くことがわかったので、
またどこかのタイミングでいじりたいですなぁ…iLokくんどこに行ったんや…。
というわけで今年も変わらず10曲、グッとくる曲を揃えてまいりました。
The GS All-Stars, Live!
作曲:John Maul
RolandのDTM音源であるSCシリーズのデモソング。
お察しの通り、前記事でお話したSC-8850復活の折に聴いてハマったのです。
元気の良いビッグバンド形式で各パートのソロが進む形式。
今聴くとソプラノ/アルトサックスのフレーズ最高すぎない?
嵐のサキソフォン
作曲:新世界楽曲雑技団
ゲーム「THE KING OF FIGHTERS '95」より
昨年ノミネートの「嵐のサキソフォン3」、3があるなら1と2も聴かないとねぇ。
初作はキャラクターのイメージをサックスで表現している印象。
サビの転調が個人的なツボポイント。
嵐のサキソフォン2
作曲:新世界楽曲雑技団
ゲーム「THE KING OF FIGHTERS '96」より
こちらが第2作となります。
同じキャラクターをモチーフとした上で、さらにピックアップする楽器も同じ。
似た曲調の中、ここまで違う印象にできるのは尊敬でしかない。
こちらは1と違い、メロディで差別化している印象。
そして今気付いたのだけど、嵐のサキソフォンシリーズには4もあるらしい。
…はい、また来年ご紹介できるようしっかり聴いて分析してきます。
Stairway to Revelation
作曲:flashygoodness
ゲーム「天国の搭」より
(動画00:53より)
フリーゲーム「天国の搭」より序盤ステージBGMをば。
PSG調に整えられていながらどこか近代的なサウンドの中、
一度聴くだけで頭に刻み込まれるメロディライン。
サビで転調してからの進行がもうよすぎてもう良さ味しかない。
…で、あなたプレイしたことがあるんですか?…ないんだな、それが。
フリーなんだからプレイくらいしなさいよ、もう。
力強いピアノの上に乗る力強い歌声と透明感のあるコーラス、
そしてサビ終盤のクリシェラインがトドメでした。
「えありさんあまりこういう曲聴かないよね?」と思われるだろうが、
そうです、こういう曲は受動的に聴いてハマるものなのです。
でもその分、ハマったら抜けなくなるほど深くハマるものなのです。
心に直接語り掛けてくるような、優しくも儚く悲しいピアノのフレーズ。
そこに力強いドミナント進行なんか来られたらもう無事では済まないでしょこれ。
ストーリー上ではあまり印象に残りにくい場面のように感じるけれど、
実は主人公の心情が大きく変わりつつある重要な場面だったのかなぁと。
…本曲の紹介が6番目なのは曲名にあやかったから?…はて…?
Silver Moon Woods
作曲:Llewellyn
神秘的な曲調の中ピアノとアコギが情緒的なメロディを奏でるヒーリング系。
ピアノにリバーブをガンガン効かせて神秘的な響きにさせているのがまたよい。
10年以上この曲を引っ張り出して聴いているけれど、
未だに何をきっかけに触れた曲なのかが思い出せない。
どうでもいいのかもしれないけれど、どうにかして思い出したいところ。
ARMSグランプリ公式ソング
作曲:朝日温子
ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」より
少し落ち着いた調子の曲が続いたので、ここでひたすら元気の出る曲を。
特筆すべきはバッキングでもチョーキングしたりしてしっかりと主張し、
終盤のソロでは思う存分暴れてくれるギターですよね。
ちなみにえありさん、スマブラとかの格闘ゲームはてんでダメなんです。
でも今年3曲目の格闘ゲームBGMですよね。音楽は別腹だからしょうがない!
Genoa Trap(Lv99)
作曲:菊田裕樹/編曲:Falmaki
ゲーム「聖剣伝説3 TRIALS of MANA」より(原曲:Obsession)
Obsessionという曲は劇中にてジェノアとか不気味なボスに流されがちな曲だけど、
それを激アツなアレンジにしてその印象をガラっと変えてしもうた。
ちなみに本当はFalmaki氏の同曲別アレンジを紹介するつもりだったのだけれど、
ご紹介記事を書く中でもっとヤバいアレンジを見つけてしまった。
DUDDY MULK
作曲:小倉久佳(ZUNTATA)
ゲーム「ニンジャウォーリアーズ」より
タイトーのサウンドチームとして30年以上活躍しているZUNTATAよりこの1曲。
この曲で特筆すべきはやはり終盤に登場する三味線。
当時は合成波形が中心だった中に生楽器をぶっこんでくるそのセンスよ。
話だけなら合わないと思うじゃん、実際に聴くとテンション爆上がりなんですよ。
そんな三味線がシンセソロから続いてきたら、もう好きにならない方がおかしい。
そして本曲に関して、以前お世話になった方のお名前がしれっと出ていて驚く。
そうですよ、あなたそういう非常に偉大なお方から色々と教わったというのに、
どうして今は3Dプリンターなんて触ってるんですか?
今年は「美しくも悲しい」的な曲が目立ちますわね。
別におセンチになったわけではないけれど、情緒的な曲を好むようになったのか。
さてさて来年はどういう10曲をご紹介することになるのか。
というわけで本年もご愛顧ありがとうございました。
ガジェットの紹介で記事数の底上げしようとして中途半端な感じもあり。
でもそんなの今更なので、これまでと変わらずまったりと進めてまいります。
2025年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。